~整備日記~ドラムブレーキ | 2012/5/18 |
こんにちは。メカニックの宮腰です。
前にブレーキパットのご紹介をしましたが、今回はパットとは違う「ドラムブレーキ」というものをご紹介します。
ドラムブレーキとは写真の様にドラム型のブレーキシステムで、外からは残量が見えないようになっています。なのでほとんどの場合、車検・1年点検のときにしか点検および交換はしません。
外側のドラムを外すと写真の様なブレーキシューと呼ばれるパットと同じ役目のものが出てきます。
ブレーキシューを外すと写真の様な円形状になっています。ブレーキを踏むとこのシューが外に広がり、ドラムの内側との摩擦でブレーキがきく仕組みになっています。
左が今回外したシューで右が新品のシューです。残量が半分以下になっているので交換します。
新品を組んで作業終了です。
ドラムブレーキのシューはあまり摩耗しないので通常10万kmぐらいは交換しなくても平気なので、参考程度に覚えておいてください。
ちなみに、サイドブレーキが緩い場合はこのブレーキシューを調整してサイドブレーキを詰めるようになっています。 あくまで参考に。(笑)
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