営業部　川嵜です。
毎日雨ばかりが続く夏ですが、お盆休みは皆様いかがお過ごしでしたでしょうか？
私は、いよいよ実母の介護が始まり、病院への付き添いやら、区役所への手続きやら
介護用品の選定などで、予定していた旅行も取りやめ、ずっと家と実家の往復でした。
その上、連日のこの雨ですので、何だか晴れ晴れとした気分になることはありませんでした。

そんなこんなで、本日のお話は数年前に旅行先で経験したちょっと寒いお話をしたいと
思います（全く、前後の脈絡がありませんね・・・苦笑）

数年前にテレビの旅番組でみた伊豆のホテルに宿泊したときの話です。
部屋に露天風呂付きのホテルでした。サ―ビスも良く食事も大変おいしかったです。
ですが、、、ホテルの前面は良いのですがひとたび、裏へ行くと「あれれ？？」という
内装。年季を感じる、早い話が「ボロくて嫌な感じ」。
そして事件が起こりました！

親子三人、川の字で就寝。なぜだか私だけは寝付くことができず目ばかりが冴えきっていました。
時間はやはり、深夜２時。突然、布団が入っている押入れがすごい勢いでガタガタ言いだしたのです。
最初は「地震かな？」と思ったのですが、その揺れが尋常ではなく、あきらかに中から誰かが
揺さぶりをかけているだろう！という揺れです。不自然なのです、人がわざとガタガタ揺らしている
としか思えない勢いの揺れなのです。
それでも主人と子供は一向に起きる気配がありません。
それどころか、押入れの中から何か得体のしれないものが集団で、私のほうににじりよってくる気配
も感じました。私は汗びっしょり、どんどん子供の方へ体を近づけていきます。
すると、こんどは暴風でも吹き荒れたのかと思うくらいに、部屋の中にある露天風呂のドアがバタンバタンと
開閉を始めました。
それでも全く起きない主人と子供。
とうとう金縛りが起き、そのとき私の脳裏に浮かんだのは「浴衣をきた１８０センチくらいの３０代の男性」
でした。

直接「見て」はいないのです。頭の中にPCのような画面が浮かび、そこに浮かびあがるのです（身内が亡くなる時もこういった現象が度々ありました）
しかし、この男性は全く存じ上げません。
私は全身に力を込めて、この金縛りを振り切るように力強く叫びました！
「このぉ～、やめろぉ～！」
すると、その声にびっくりした主人と子供が起きてきました。
「ママ、どうしたの？」「怖い夢でも見たの？」

いやいや、夢じゃないから、本当に。
その晩、一睡もしていなかったのですが、遊びたい盛りの子供に付き合い、
翌日は海や川へのびっしりと詰まったスケジュールをこなしました。
こちらの方が身体に響いて、帰宅後はぐったりでした。

それ以降、私は旅行へは必ず「粗塩」を持参しています。

皆様も旅行の際には「目に見えない」何かに捕まらないよう、お気をつけ下さいませ、ヒュ～ドロドロ～